園児たちの様子

いちご組(年中)の近況 2011年度

6月の中旬、梅雨に入り雨が降っていたある日、「てるてる坊主作ったら明日晴れるかな〜?」「大きいてるてる坊主作ったらいいやん!」「どうやって作ったらいいかな〜?」と考え、大きな藁半紙を皆で破り、丸めて大きなビニール袋の中にどんどん詰めていきました。丸くなったところでテープで貼り、頭の部分の完成!

次に、「てるてる坊主もお洋服やリボンを付けたいなぁ。」との声があったので、私が切ったすずらんテープを子どもたちが好きな所に貼っていきました。リボンは、折り紙で教え合って作っていました。最後に目と口とほっぺを貼って出来上がり! 黒い目もペンで一生懸命塗っていました。作っていくうちに楽しくなってきたようで、「帽子も被らせてあげよう!」「歯ブラシも持たそう!」と作っていました。

また、何やら嬉しそうに折り紙の本と格闘している子どもたち。そこには、てるてる坊主の作り方が載っていたのです。何回も折るのにチャレンジし、作っていたのですが、気づいたら10個以上ありました。「このてるてる坊主は小さいから子どもやねん。だから、大きなてるてる坊主はお母さんってことやね〜。」「近くにまとめて貼ってあげよう!」と言い、自分たちで好きな場所に貼っていました。

次の日、子どもたちの思いが届いたかのように快晴で、大喜びでした。「てるてるぼーん!」と、てるてる坊主に話しかける姿もあり、とても微笑ましいです。

今年は、本当に天気に恵まれ、6月下旬から何度もプール遊びを行うことができました。いちご組さんは、お部屋で遊んで、礼拝をしてから、プールに入るという流れなのですが・・。楽しみなプールのためとなると、お片づけも、礼拝の準備も、水着の着替えも、びっくりするほど速いこと。水着の着替えも、初日は「手伝って〜。」という子どもが多かったのですが、今ではほとんど手伝わずに自分たちで頑張っています。何より、脱いだ服をたたんで椅子の上に置けるようになりました。また、早く着替え終わった子どもも、絵本を読んで待ったり、最近は、大好きな「にじ」の歌を準備体操前に、お山座りで集まり歌うのが嬉しいようです。

プールの中では、ホースのシャワーにかかったり、フラフープくぐりをしたり、水中ジャンケンをしたり、手を繋いでぐるぐる回ったり、ワニさん泳ぎや、皆で電車になったり、私の船に順番に乗って遊んだり、私が手を持って端から端まで泳いだり、回ったり。ぷかぷか浮いたり、水がへっちゃらな子どもは、何度も潜っていました。