園児たちの様子

いちご組(年中)さんの仲間たち 2011年度

5月の中旬からお部屋で育てていた青虫くんたち。今年は、子どもたちが幼稚園にいる間に、黒くて小さい幼虫から体が緑色に変身する姿を見ることができました。

また、なかなか、さなぎから蝶が出てくるのを見るのは難しいのですが、お部屋でリズムをしている時に「あっ、蝶が出てくる〜!」「すごい〜!」との声。リズムを中断して皆で見ました。羽が乾くのに少し時間がかかるので、お弁当の後で逃がしてあげました。元気に飛んでいく姿を見て、「元気でね〜!」「高く飛べてよかったね〜!」「また遊びに来てね〜!」と手を振っていました。この後も、次から次へ無事に蝶になって巣立っていきました。

また、去年からお部屋で育てていたカブトムシの幼虫が、土の中に空洞を作り、白いさなぎになり、それがだんだん茶色っぽくなり、7月の初め、ついに元気なカブトムシになっているのが、土の中で動いていたのでわかりました。

この日、シートを拡げ、土を換えました。すると、雄と雌のカブトムシが顔を出しました。雄の角の部分には、脱皮した皮が少し付いていました。雄のカブトムシを見て、「めっちゃかっこいいな〜。」「カブトムシって土の中潜るの早いな〜。」と口々に言ったり、お当番さんは、順番に昆虫ゼリーや霧吹きで水をかけたりしています。夜行性のため、なかなか土の中から出て来ないのが残念ですが、朝は餌を食べに出てきたり、少し土を掘って、カブトムシを出して触っています。初めは触るのを怖がっていた子どもも、カブトムシの背中を撫でられるようになってきました。雄と雌なので、また卵を産んでくれるといいね〜と、皆で楽しみにしています。