園児たちの様子

第一保育期を振り返って 2011年度

新しい環境に緊張し、表情も少し硬かった4月。「いちごさんになったから!」「いい子でないと・・。」と頑張っていた子どもも、次から次へとその殻を破って元気いっぱいの子どもたちに変身しました。

自分を出せるようになり、気持ち的にも余裕が出来てくるにつれ、周りのお友だちの気持ちにも少しずつ気付けるようになってきました。また、仲間を集めて遊ぶようにもなってきました。子どもたちは、遊びを通していろんなことを学んでいきます。お友だちのことを「すごいね。」「優しいね。」と認めたり、お友だちが悲しい顔をしていると、「大丈夫?」と声をかけてあげたり、遊びの中で共に達成感や喜びも共有できたり。手がすぐに出ていた子どもも、相手の痛みがわかるから、ぐっとこらえたり。初めの頃に比べ、ずいぶん自分の言葉で思いを表現できるようになってきたなぁ〜と成長を感じます。

お世話好きの多い優しいいちご組さん。ついつい楽しくて暴走してしまうこともありますが、笑顔がとっても素敵なクラスです。これからも、彼らの成長を近くで見守っていきたいと思います。